オーガニックで消費者と流通加工業者と農家がお互いを理解しあい、共に歩む。ここから健康が広がる。
消費者は農家の経済を支え、農家は消費者の健康を支える。
農業と医療と教育が協力し、今までにない生産性をつくる。
地方都市にはオーガニックを使った様々なビジネスが生まれる。
農村からオーガニック地産地消を出発点にして、今までの社会に代わる新しい社会のモデルの実現を目指しています。
地元で生産されたオーガニック産品を地元で消費します。
消費者、生産者、流通加工業者が、ひとつのテーブルにつき、話し合い、交流して、新しい生産流通のかたちをつくります。
家庭でも簡単に、オーガニック栽培ができるような運動を推進します。
日々のライフスタイルにオーガニックを取り入れて、豊かで健康的な生活ができるような運動を推進します。
オーガニックを通じて、地球環境保全、貧困撲滅といった倫理を広める運動を推進します。
オーガニックは大きな可能性を秘めています。モノがあふれ、科学技術を信仰して100年。物質中心主義の中で地球環境と人間を含む生物は大きく悲鳴を上げています。
現在、化学物質中心の農業から化学肥料、農薬を使わない有機農業は近代の大きな転換期を迎えています。オーガニックは世界的な拡大期にあり、アメリカでもすべての食品流通の5%を占めるまでに成長しています。(日本は0.25%)オーガニック・マザーファームを中心に、さまざまなナチュラル農業、チーズ、パン、木工などをする人たちがネットワークを組むオーガニックヴィレッジは未来の社会の姿、ライフスタイルの一つだと思います。
現代社会はさまざまな問題を抱えています。このままでは持続可能な社会とは言えません。大都会は生物としての人間には過酷な場所です。地球環境も悪化しています。それにもかかわらず都市人口は増加しています。ここに未来の懸け橋オーガニックビレッジとオーガニック地産地消を構想し、皆さんと共に歩んでゆきたいと思います。
第一次世界大戦から100年、大正時代から100年私たちの生活は本当に変わりました。
科学技術と物質主義、そしてマネーがうねりをもって発展する中、経済が政治を動かし、教育などすべてをコントロールするシステム。大量生産、大量宣伝、大量消費、大量廃棄、環境汚染。そして大都会に人が集中する。このシステムはマスメディアを通じ私たちの生活、考えかたも支配しています。
私たちの常識もその中にあります。
オーガニックビレッジは農村にあります。オーガニックマザーファームを中心としたオーガニックビレッジにはたくさんのオーガニック農家がマザーファームで研修し、独立して農業を営んでいます。そのほかチーズ工房、パン屋、ワークショップで住宅を作る人、工芸家、オーガニック教育の先生がいます。野菜はみんな自給しています。そのほか事情に合わせ○農○X、農業も手伝います。1000人ぐらいの村が生まれます。小学校が復活します。エネルギー消費は少なく、フードマイレージはゼロ。浄化システムで汚水もゼロ。物々交換、ネットワーク通貨もありお金に頼ることも少なくなります。経済の基本は超低コスト高品質です。現代の経済は超高コスト低品質というより毒です。後から紹介する子供にやさしいテストも通信簿も教科書もないシュタイナー教育もあります。老人、障害者も隔離することなく村に溶け込んでいます。化学物質が最小のオーガニック住宅をワークショップで安く建てます。年収200万でラスベガス、ニューヨーク、シリコンバレーのセレブ以上の生活が出来るようになるでしょう。演劇、音楽、絵画、オイリュトミーなどの芸術が盛んです。個人中心の活気ある村が生まれます。競争とか頑張るとか評価されるということもありません。